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Sheet Music and Music Score

販売楽譜

アーサーの玉座 〜丘が見たもの〜[吹奏楽]

下田和輝 作曲

商品番号 : MEOR-014

  • アーサーの玉座 〜丘が見たもの〜[吹奏楽] image1

N E W

参考音源

ムジカ・エテルナ吹奏楽コレクション Vol.1 組曲「展覧会の絵」

楽曲情報

作曲家名:下田 和輝 (Kazuki Shimoda)

演奏時間:8分30秒

グレード:3.5(中級)

スタイル:オリジナルレパートリー

↓スコアサンプルはこちらから↓


楽曲紹介

この作品は、ムジカ・エテルナ合同会社の委嘱作品として2016年秋に作曲されました。

スコットランドの首都、エディンバラの東部に位置する大きな丘「アーサーの玉座(ぎょくざ)」。もしこの丘に人間と同じような感情があったのならば、この丘が見た長い歴史や世界は一体どのように映ったのか…そんな自分の中の空想が、この作品を作る原動力になりました。

「アーサーの玉座」が見た風景・人々の営み・歴史や戦争などのスコットランドの世界を自由に描いています。
スコットランド(またはエディンバラ)にまつわる歴史などを良く調べ、是非演奏に反映させてみて下さい。

【演奏上の留意点】
この作品には多くのオプショナルパートが設定されており、最小13人から演奏が可能となっています。

金管楽器のソロは木管楽器にもマメ譜を書いていますので、本来の楽器でのソロが困難な場合はマメ譜が書かれてあるパートで演奏しても構いません。

【Perc.1】は1段の中にいくつもの打楽器が書かれてありますが、打楽器の人数が少ない場合は【Drums】で統一して1人で演奏することも可能となっています(例えば【Bass Drum】はキック、【Crash Cymbals】はCrash Cymbalというように)。Drumsで演奏する場合は( )内の音符を省いて演奏しましょう。(下田和輝)

Free Memo

21世紀の吹奏楽「響宴」で、すでに2回作品が取り上げられている下田和輝(1992−)は、第5回日本管打・吹奏楽学会作曲賞を受賞するなど、その作品は高く評価されている。

本作《アーサーの玉座〜丘が見たもの〜》の舞台は、スコットランドの首都エディンバラにある「アーサーズ・シート(アーサーの玉座)」と呼ばれる雄大な丘である。有史以来、この丘は人類の歴史を、その高みから見つめ続けてきた。

果てしなく続くかのようなB音の上で、ホルンが物語の開始を告げる息の長い旋律を奏する。続く木管楽器群の旋律には、Pietoso、つまり磔になったキリストを抱きしめる聖母のような思いを込めるよう指示がされている。冒頭のホルン・ソロを模した(しかし、今度はいささか陰のある)トランペット・ソロに続いて、打楽器のリズムが先導する戦闘的な音楽や、バグパイプを思わせるドローンの上で、舞うように奏されるドリア旋法のケルト風音楽などが次々と現れる。万華鏡のように様々な風景が映し出されてゆくのは、丘の前で流れてゆく歴史を感じさせる。短いホルンの独白を経て、前半で提示された主題がクライマックスを築き上げる。冒頭のホルンとトランペットのソロが組み合わさり、新しい物語が紡がれようとする中、B-Durの主和音で輝かしい終結を迎える。アーサーズ・シートは、これからも新しい歴史を見つめてゆくであろう。(石原勇太郎)


楽器編成

Flute
Oboe (opt.)
Bassoon (opt.)
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
F Horn
Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass (opt.)
Perc. 1:
 Triangle
 Suspended Cymbal
 Glockenspiel
 3 Toms
 Floor Tom
 Snare Drum
 Bass Drum
 Crash Cymbals
 Crash Cymbal
Perc. 2: (opt.)
 Timpani
 Glockenspiel

下田 和輝 (Kazuki Shimoda)

1992年1月14日、岩手県洋野町生まれ。 幼少のころからフュージョンやスムースジャズをはじめさまざまな音楽に触れ、小学校4年生から学校のクラブの金管バンドに所属。金管バンドではコルネットを担当。 洋野町立種市中学校では吹奏楽部に所属し、トランペットを、進学先の岩手県立久慈高校では吹奏楽部でユーフォニアム・学指揮・副学指揮を担当。 中学生のころ、作曲に興味を持ち始める。 高校卒業後、作曲を一から学ぶため上京。

2012年度のJuCuStage主催「学生作曲家選手権2013」において、「Voyage」が佳作を受賞。 2013年度のJuCuStage主催「第2回全国学生作曲選手権大会」において、サクソフォーン4重奏作品「Across the City」が優秀賞(2位)を受賞。 大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ第3・4回定期演奏会作品公募入選。 2013年度の「第5回 日本管打・吹奏楽学会作曲賞」において、吹奏楽作品「オータム・ファンタジー」が作曲賞(一位)を受賞。 2015年度の「第7回 日本管打・吹奏楽学会作曲賞」において、吹奏楽作品「夜明けの海岸」が本選ノミネート。 第18回“響宴”作品公募において吹奏楽作品『吹奏楽のためのファンファーレ「イン・トライアンフ」』が入選。 第20回“響宴”作品公募において吹奏楽作品『DaJa 〜南部地方盆唄「ナニャドヤラ」による〜』が入選。
2014年3月、尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科作曲コース(4年制)を卒業。 作曲を菊池幸夫、高橋伸哉、広瀬勇人の各氏に師事。

下田和輝 公式ウェブサイト Shimoda-Kazuki.net