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Sheet Music and Music Score

販売楽譜

時計台と広場[吹奏楽]

山本雅一 作曲

商品番号 : MEOR-017

  • 時計台と広場[吹奏楽] image1

N E W

参考音源

ムジカ・エテルナ吹奏楽コレクション Vol.1 組曲「展覧会の絵」

楽曲情報

作曲家名:山本 雅一 (Masakazu Yamamoto)

演奏時間:8分30秒

グレード:3.5(中級)

スタイル:オリジナルレパートリー
楽曲紹介

2015年春に訪れたロンドンにて、ビッグ・ベンのそばにある広場(パーラメント・スクエア)での印象。
曲は、街の賑やかな場面から始まる。ウェストミンスター駅を出ると、緑豊かな公園や歴史的な建物などに目を奪われつつ都会ならではの人々の波に圧倒されるが、次第に自分もその中に溶け込んでいく心地よさを感じる。
しばらくすると波から抜け出して、公園の芝生に寝転がったりしながら家族連れや旅行者等、賑やかに行き交う人々の様子を眺める。子供達がはしゃぐ声や、遠くから鳴り響くバグパイプの音色が耳を通り過ぎていく中、その空間に悠然とそびえ立つ巨大な時計台が時を知らせる。日本の学校でも耳にするおなじみの鐘の音に耳を傾けると少しノスタルジックな気分になり、よく晴れた気持ちの良い時分にまどろみながら故郷を思う…
ふと我に帰り、限られた滞在を精一杯楽しむ事にする。再び芝生から見渡す風景を楽しもうと視線を上げると、時計台はそんな私の事を見守ってくれているようだった。(山本雅一)
Free Memo

2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲供團好撻ぅ鵑了埔譴如佞如⊃裕い鯒遒靴燭里記憶に新しい山本雅一(1975−)。新作である《時計台と広場》は、山本がイギリスを訪れた際の印象に基づいたもの。題名にある「時計台」は、ロンドンのウェストミンスター宮殿の時計塔、通称「ビッグ・ベン」のこと。そして「広場」は、ビッグ・ベンのすぐ近くにあるパーラメント・スクウェアのことである。
金管楽器群の短い序奏に続き、木管楽器群が賑やかな街の様子を描き出す。その後提示されるホルンとクラリネットを中心とした旋律は、街を歩く山本自身――あるいは作品の中でロンドンの街並みを想像する私たち――を表しているのだろうか、作中に何度も登場する重要な旋律である。この旋律と共に、周りの風景は少しずつ変化してゆく。パーラメント・スクウェアはロンドンの街中にあるが、イギリスの偉人たちの銅像が並ぶ荘厳な広場でもある。その雰囲気を感じ始めたのか、音楽は少しずつ静まり、ついにウェストミンスターの鐘の音が聴こえてくる。鐘の音は、哀愁を漂わせる瞑想的な中間部を導き出す。しかし、それは突如遮られ、冒頭の勢いを取り戻す。最後は、鐘の音と金管楽器群の力強いコラールが鳴り響き、中間部の雰囲気を漂わせて全体を閉じる。音楽を通して、様々な景色を描き出した《時計台と広場》は、私たち聴き手に作曲者の心象を追体験させることになるだろう。(石原勇太郎)

楽器編成

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
Bassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Perc. 1
Perc. 2
Perc. 3
Perc. 4

山本雅一(Masakazu Yamamoto)

山梨大学大学院在学中に「現代の音楽展2001」(日本現代音楽協会)に入選。作品発表を開始。
2004、2005、2008年、ピティナピアノコンペティションの課題曲に採用。
2012年、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。同年9月に歌曲による初の作品個展を行う。
2015年、初のピアノ曲集を出版(マザーアース)。
2016年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に「スペインの市場で」が採用。

これまでにピアノ、歌曲、室内楽、吹奏楽、管弦楽から電子音響、美術作品やダンスとのコラボレーションまで多方面に及ぶ。
編曲も多数。2013年には「オーボエアンサンブル HAIM」のアレンジに参加。
2014年には武満徹の「SONGS」全曲を編曲したCD「タケミツソングス」をリリースし、全国ツアーを行う。(ピアノも担当)
2015年には日本歌曲の編曲を中心としたツアーを、オランダ、スペイン、フランス、イギリスの各国にて行う。

作曲を藤原嘉文氏に師事。電子音響を成田和子、吉原太郎の各氏に指導を受ける。
山梨大学非常勤講師を経て現在フリー。甲府在住。
ピティナ審査員、ヤマハグレード試験官他、後進の指導にも積極的に携わる。
日本作曲家協議会、全日本ピアノ指導者協会、日本電子音楽協会他、各会員。


<主な作品>
・スペインの市場で(吹奏楽/2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)
・Pantomime(ハープシコード/国際古楽コンクール<山梨>委嘱作品、本選課題曲)
・銀河ステーション(吹奏楽/21世紀の吹奏楽 第19回”響宴”入選作品)
・フォレストスケープ(吹奏楽/21世紀の吹奏楽 第15回”響宴”入選作品)
・谷川俊太郎の詩による2つの歌曲(歌曲/奏楽堂日本歌曲コンクール第19回作曲部門第一位受賞作品)
・紫陽花(弦楽四重奏/第15回東京国際室内楽作曲コンクール入選作品)
・Pandora(ピアノ/2005年度ピティナピアノコンペティション特級課題曲)

http://yamamotomasakazu.com